粗大ごみ回収、岐阜市に依頼殺到 台風被害 

2018年09月08日 07:37

トタンをトラックに回収する岐阜市職員=7日午後6時、同市菊地町

トタンをトラックに回収する岐阜市職員=7日午後6時、同市菊地町

 4日に岐阜県内を通過した台風21号で強風により屋根やフェンスを吹き飛ばされるなどの被害に遭った岐阜市の住民から、市に粗大ごみの無料回収の依頼が殺到していることが7日、分かった。同日までに約450件の依頼があり、回収作業が追い付いていない状況。市はまだ要望が多いとみて急きょ、土日も申し込みを受け付けることを決めた。

 市環境事業課によると粗大ごみは通常、品目によってそれぞれ処理手数料がかかるが、条例により、災害で発生した場合は免除すると定めている。5日に256件、7日も56件の依頼があった。自宅のカーポートの屋根や木の枝、フェンスなどを風で飛ばされたり、近所から飛ばされた物が敷地内に入ってきたりして回収を求める依頼が多いという。

 委託業者や市職員がトラックなど12台で回収している。自宅駐車場に飛んできた長さ約2メートルのトタンを回収してもらった主婦(50)は「自分で処分しないといけないと思っていたが助かった」と安堵(あんど)していた。

 手数料免除は7月の西日本豪雨でも適用したが処理件数は34件だった。同課職員は「ここ数年でこれほど多くの依頼はなかった。被害が市全域に及んだからだろう。早期回収できるよう効率よく回っているが件数が多く、時間がかかってしまう」と理解を求めている。

 回収依頼は当面受け付ける。問い合わせは同課、電話058(214)2418(土日は午前9時~午後4時)


カテゴリ: 社会