岐阜市畜産センター立ち入り制限 豚コレラ発生で

2018年09月12日 07:50

豚舎付近に近づかないよう設置されたコーン=11日午前、岐阜市椿洞、市畜産センター公園

豚舎付近に近づかないよう設置されたコーン=11日午前、岐阜市椿洞、市畜産センター公園

 9日、明らかになった岐阜市の養豚場での豚コレラ発生を受け、豚を市民に公開している市畜産センター公園(同市椿洞)では立ち入り制限をしている。園で行う豚の出荷も中止する。

 園は市が指定管理者に委託している市営公園。園内ではヒツジや馬、ヤギなどさまざまな生き物も飼育しており、豚は30頭いる。

 園には8日夕、県から市内の養豚場で豚コレラの疑いのある豚がいる旨を伝えられ、同日午後5時、園内の一部で立ち入りを制限。「伝染病が発生しましたので、関係者以外の立ち入りを禁止」などと書かれた文書を張り、来園者は豚舎や放牧場に近づけないようになっている。また園では食肉として豚を出荷しているが、搬出制限区域内のため当面見合わせる。

 園は「外部から豚コレラを持ち込ませないための措置。来園者に見てもらうために飼育しているので残念」としている。

 一方、県教育委員会によると、県内の県立高校では飛騨高山高校(高山市)でのみ豚を飼育。同校では約15頭の豚を飼育しており、問題の発覚した9日から動物舎への出入りを関係者のみに制限。15日に予定していた小中学生が動物舎を見学する土曜講座の中止を決めた。同校は「万が一に備えての対応」としている。

 県農業大学校(可児市)でも豚13頭を飼育しており、敷地周辺には石灰を多めにまいて防疫に努めている。

 豚を飼育していない岐阜農林高校(本巣郡北方町)は「学習活動の中で今回の事例を挙げて対策などを授業で生かしたい」としている。


カテゴリ: 社会