豚コレラ、イノシシ陽性2頭目 養豚場から3.5キロ

2018年09月17日 07:52

 岐阜市内の養豚場の豚や野生イノシシが家畜伝染病「豚(とん)コレラ」に感染した問題で、県は16日、岐阜市大洞の民家の庭で15日に野生イノシシの死骸が見つかり、遺伝子検査(PCR検査)を行ったところ、豚コレラの陽性反応が出たと発表した。県は17日に農林水産省に死んだイノシシの検体を送り、遺伝子検査で確認する。感染の有無を確定し、ウイルスの型も調べる。

 陽性反応が出た野生イノシシの発見は13日に続いて2頭目。発見場所は同養豚場から北東に約3・5キロ離れた地点。

 県によると、15日午後1時40分ごろ、住民が「イノシシが庭で死んでいる」と県に通報した。県は同日、庭を消毒し、県中央家畜保健衛生所(岐阜市)に死骸を搬入した。イノシシは体長約50センチの幼獣で、性別や体重は不明。同衛生所が16日に遺伝子検査し、豚コレラの陽性反応が出た。

 県は発見場所から半径10キロ圏内を新たに調査区域に追加し、17日以降に各務原市の養豚場1カ所と関市の2カ所に立ち入り調査を行う。

 感染していた1頭目は13日、同養豚場から北西約7キロの岐阜市打越の水路で死んでいる状態で発見された。また8月21日には、同市大蔵台の道路と同市諏訪山の山裾で、野生のイノシシ2頭が死んでいるのが見つかった。既に焼却処分され、豚コレラとの関連は不明。


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