包丁持ち「文句言うつもり」 瑞浪の刺殺で被告人質問 

2018年09月26日 08:08

第2回公判に出廷し、質問に答える野村航史被告=25日、岐阜地裁

第2回公判に出廷し、質問に答える野村航史被告=25日、岐阜地裁

 昨年5月、岐阜県瑞浪市の住宅団地でバーベキューをしていた隣家の男性会社員を刺殺するなどしたとして、殺人と傷害の罪に問われた同市陶町大川、無職野村航史被告(27)の裁判員裁判の第2回公判が25日、岐阜地裁(菅原暁裁判長)であり、被告人質問で野村被告は包丁を持って隣家の庭に行って「いつもうるさいと文句を言うつもりだった」と話した。

 野村被告によると、犯行直前は自宅2階で寝ており、少年期のつらい経験で強烈にうなされ、隣家から聞こえる子どもの声が金切り声のように聞こえてパニックとなり、子どもを静かにさせようと決意した。包丁を手に外へ出たのは「必死さが伝わり、子どもが静かにしてくれると思ったから」と話した。

 野村被告は、最初に向かい合った会社員大脇正人さん=当時(32)=が突進してきたため「自分が攻撃しないと相手の攻撃が際限なく来る」と考え、包丁を振り回すなどしたと答えた。

 起訴状などによると、野村被告は昨年5月7日夕、大脇さん方付近の路上で、知人男性(43)の右腕を包丁で刺して重傷を負わせ、大脇さんの左下腹部を刺して失血死させたとされる。


カテゴリ: 事件・事故 社会