ドラフト候補、西濃運輸エース堀田 日本選手権で雪辱誓う

2018年09月29日 07:55

日本選手権での優勝を誓うドラフト候補の西濃運輸エース堀田=西濃運輸グラウンド

日本選手権での優勝を誓うドラフト候補の西濃運輸エース堀田=西濃運輸グラウンド

 今秋ドラフト候補の西濃運輸のエース堀田晃。10月25日の運命の日を前に日本選手権(11月1日から12日間・京セラドーム大阪)に向けての練習に励んでいる。今夏の都市対抗で初戦敗退という悔しい結果に終わった堀田にとって日本選手権は雪辱の舞台。「初優勝で支えてくれる人たちに恩返しをしたい」と意気込む―。

 九回まで140キロ後半の直球を投げられるスタミナと、多彩な変化球を持つ堀田。1年目の昨季、都市対抗2回戦で東京ガスに8―2で完投勝ちし、8強進出に貢献。エースの座に就いた。

 「感情で投げてはいけない。失点しても一イニング1失点で抑える」。佐伯尚治投手コーチからの言葉を胸に遂げた成長を振り返る。大院大時代からパワーピッチングが目立ったが、力んで失点を重ねる場面もあった。「一回1失点ずつでいいと、気持ちを楽に相手を分析できるようになった」と考え方が変わった2年目の今年、都市対抗東海予選で3試合24回で自責点1と抜群の安定感を誇った。佐伯コーチも「ピンチで落ち着いて投げている」と目を細めた。

 だが、「初めてプレッシャーを感じた。後悔、失敗の気持ちしかない」と振り返るように、都市対抗1回戦のJR東日本(東京)戦では、体調不良もあり4回途中2失点で降板する結果に。一、五回に1失点ずつと変化球を要所で使い、失点を最小に抑えた点は着実に進化している証しとも言える。堀田も「球質が上がったことよりも、相手の逆手を取る投球ができるようになった」と口にする。

 練習試合などでは毎試合、複数球団のスカウトが見守る。日本選手権前のドラフトに「大学卒業後にプロに行けなかっただけに、今年がラストチャンス」と心境を語る。

 「地元大垣市の人たちからの温かい声援が力になっている。西濃運輸で社会人野球ができて本当にありがたい」と述べ、日本選手権に向けては「感謝の気持ちを投球で表現する」と力強く前を見据えた。


カテゴリ: スポーツ

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