強制不妊延べ82人 県内3機関で記録発見

2018年10月06日 07:58

 旧優生保護法(1948~96年)の下で障害者らが不妊手術を強制された問題で、岐阜県は5日、岐阜市内を除く医療機関や福祉施設、市町村の計1310機関に調査したところ、3機関が手術を受けたとみられる延べ82人分の個人名などの載った記録があると回答したことを明らかにした。

 同日の県議会定例会で、伊藤英生議員(県民クラブ)の一般質問に答えた。

 県によると、調査では厚生労働省から依頼された資料の保管状況などを確認。回答を寄せた905機関のうち3機関が診療記録などを保管していると答えた。他に4機関が個人の記録を含む資料が残っている可能性があるとした。

 県衛生年報では県内で50~79年に408人が手術を受けたとしているが、これまで記録は県歴史資料館(岐阜市)に64人分しか見つかっていなかった。今回の82人との重複の有無は確認できていない。

 県は答弁で、7月下旬に手術に関する相談が1件あったことも明かした。


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