杉原千畝氏の偉業、後世に 母校に顕彰施設

2018年10月11日 08:54

杉原千畝氏の顕彰施設を紹介する大村秀章愛知県知事=名古屋市瑞穂区、瑞陵高校

杉原千畝氏の顕彰施設を紹介する大村秀章愛知県知事=名古屋市瑞穂区、瑞陵高校

 第2次世界大戦中に多くのユダヤ人難民を救った岐阜県加茂郡八百津町出身の外交官杉原千畝(ちうね)氏の母校・愛知県立瑞陵高校(旧県立第五中、名古屋市瑞穂区)に同県が整備した顕彰施設「杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアル」が12日、オープンする。リトアニアのカウナス領事館などで発給されたビザのリストを焼き付けた陶板や銅像を展示し、偉業を後世に伝える。

 屋外型展示施設で、同校の正門西側475平方メートルの敷地に整備した。杉原氏の生涯やビザ発給までの過程などをたどる4ゾーンで構成。杉原氏と3人のユダヤ人家族を組み合わせたデザインの銅像が敷地中央に立つ。

 10日は報道機関向けの内覧会があり、大村秀章愛知県知事は「世界平和と人道を体現した郷土の偉人に思いをはせてもらいたい」と語った。11日はリトアニアのスクバルネリス首相らが施設を視察、名古屋市内で古田肇知事を交え夕食懇談会を開く。12日には同校で完成記念式典が行われる。


カテゴリ: 教育 社会