小泉元首相、原発ゼロ訴え 岐阜市で講演、持論展開

2018年10月15日 08:14

原発ゼロや自然エネルギーの推進を訴える小泉純一郎元首相=14日午後、岐阜市美江寺町、市民会館

原発ゼロや自然エネルギーの推進を訴える小泉純一郎元首相=14日午後、岐阜市美江寺町、市民会館

 小泉純一郎元首相が14日、岐阜市美江寺町の市民会館で開かれた市民フォーラムで講演し、原発ゼロと自然エネルギーの活用推進を訴えた。

 小泉氏は、2011年の東京電力福島第1原発事故で「原発が安全でコストが安く、クリーンだというのは全部うそだと確信した」と持論を展開。

 九州電力が13日、太陽光発電の一部事業者を対象に発電を一時的に停止するよう指示する出力制御を実施したことには「原発が要らなくなると困るからと、太陽光発電を減らすのはおかしい」と指摘し、「政治が決断すれば、10年で原発が発電する分を自然エネルギーで補えるようになる」と語った。

 講演では、江戸時代に岩村藩出身の儒学者佐藤一斎が残した「三学戒」を引き、来場者に「幾つになっても学ぶことが大切。向上心を持ち、互いを支えていこう」と語り掛けた。フォーラムは、同市の岐阜青年会議所が主催。市民約800人が訪れた。


カテゴリ: 政治・行政 科学