大学野球東海地区秋季選手権きょう開幕

2018年10月19日 07:20

  • 本塁打王にも輝いた中部学院大攻守の要、主将高杯=長良川 
  • 先発、抑えで防御率0・8と抜群の安定感を誇る岐聖大の絶対的エース荒木 

 東海地区大学野球秋季選手権は19日、長良川球場で開幕し、東海3県の各上位2校が3日間にわたって東海・北陸・愛知3連盟王座決定戦(27日から3日間、浜松)への出場権(上位2校)を争う。県からは4年ぶりの神宮切符を目指す中部学院大(県1位)と、12年ぶりの秋季東海出場の岐聖大(同2位)が挑む。

 まず各県2位3校がトーナメントを行い、勝ち上がった2位代表1校と、各県1位の4校がトーナメントと敗者復活戦で第1、2代表を決める。県リーグ同様延長十回以降、無死一、二塁から継続打順によるタイブレークを行う。指名打者制はない。明治神宮大会(11月9日から6日間、神宮球場)へは3連盟各2校の計6校による王座決定戦優勝校が出場する。

◆中部院大、打線に勝負強さ

 中部学院大の初戦は第2日の20日、1位決定トーナメント1回戦第2試合(午後0時30分開始予定)で日大国際関係学部(静岡1位)と対戦。全日本切符を懸けた今春はよもやのコールド負けを喫しており、リベンジに燃える。春、7回1点に抑えられた最速150キロ右腕のエース続木悠登は今リーグ、ノーヒットノーランを達成。2番手小沢拓馬は今季防御率1位の0・19と投手力が高い。中部学院大は今季3度のタイブレーク勝ちに加え、2度の1点差勝利と粘り強さが際立った。中軸はもちろん、最優秀選手に輝いた藤沢昂樂ら下位も勝負強い打者がひしめき、本塁打王に輝いた攻守の要で主将の高杯翼を軸に、つなぎの打線で立ち向かう。投手陣は先発、抑えで5勝を挙げた宮前遥に加え、エースの長身サブマリン若山蒼人がリーグ終盤、持ち味の制球が復活。多彩な投手陣を駆使した原克隆監督の継投策も鍵を握る。

◆岐聖大、絶対的エース鍵

 岐聖大の初戦は19日、各県2位校順位決定トーナメント決勝(午後1時開始予定)で、静産大(静岡)と四日市大(三重)の勝者と戦い、1位決定トーナメントを目指す。四日市大は3季連続の東海、静産大は中日の鈴木翔太の弟でプロ注目右腕の鈴木彩隼を擁する。

 岐聖大は躍進の立役者で絶対的エース荒木開成が鍵を握る。最速は140キロ超だが直球の切れは数字以上に抜群。スライダー、スプリット、カットボールも今季さらに威力を増し、45回を投げ、防御率0・8の安定感。先発、抑えと獅子奮迅の活躍を見せた。まだ2年で、東海でどこまで通用するか楽しみ。打線は盗塁王で切り込み隊長の主将柴山貴斗と駒瀬友哉(県岐阜商高出)の4年生1、2番コンビが攻撃の起点。王者中部学院大に連勝で勝ち点を奪って決めた東海、勢いに乗って一気に勝ち上がり3連盟に出場して、16年ぶりの神宮切符を目指す。


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