KYB免震ダンパー、シティ・タワーでも使用

2018年10月20日 08:10

不正の疑いがある免震・制振装置が使用されている岐阜シティ・タワー43=岐阜市橋本町

不正の疑いがある免震・制振装置が使用されている岐阜シティ・タワー43=岐阜市橋本町

 油圧機器メーカーKYBによる免震・制振装置のデータ改ざん問題で、岐阜市橋本町の岐阜シティ・タワー43で、同社か子会社カヤバシステムマシナリー製の不正の疑いがある免震・制振装置が使用されていることが19日、岐阜新聞の取材で分かった。県内で民間の使用施設名が明らかになるのは初めて。

 管理組合によると、現在は施工業者を通じて実際に導入されている製品の詳細や、導入製品が不正かどうかなどを調査している段階。不正品だった場合、早期の説明と安全性確認、交換などの必要な措置を行うよう求める。KYBから連絡はないといい、担当者は「まずは調査を優先する。早急に対応してほしい」と憤っている。

 シティ・タワーは43階建て、高さ163メートルの住居を伴う複合ビルで、2007年に完成した。

 同問題を巡っては、県内では公共8施設と民間8施設の計16施設で不正の疑いのあるダンパーの使用が確認されている。県によると、公共施設は県立下呂温泉病院(下呂市)、県立多治見病院(多治見市)、セラミックパークMINO(同)、多治見市民病院、同市役所駅北庁舎、恵那市立恵那病院、羽島郡岐南町役場本庁舎。建設中の岐阜市役所新庁舎でも使用予定だった。


カテゴリ: 事件・事故 社会