郡上本染の渡辺庄吉さん死去

2018年10月25日 12:15

渡辺庄吉さん(2016年11月)

渡辺庄吉さん(2016年11月)

 岐阜県重要無形文化財「郡上本染」の伝統技術保持者の渡辺庄吉さんが24日午後0時7分、郡上市八幡町の病院で死去した。83歳。病気療養中だった。自宅は郡上市八幡町島谷737。通夜は26日午後7時から、葬儀・告別式は27日午前11時から、いずれも郡上市八幡町小野2の3の13、メモリアルホール紫苑で。喪主は長男一吉(かずよし)氏。

 郡上本染は、郡上市で約430年続く伝統工芸。渡辺さんは1954年に、江戸時代から続き現在唯一残る紺屋(こうや)「菱屋」14代目となり、藍染め技法の継承に尽力。77年に郡上本染が県重要無形文化財に指定され、その技術者に認定された。

 冬の風物詩の鯉(こい)のぼりの寒ざらしや、地元小学生の体験教室など伝統技能の普及にも努めた。

 1976年に岐阜日日賞(現岐阜新聞大賞)を受賞。2011年の秋の叙勲で旭日双光章を受章した。


カテゴリ: 社会

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