可児市で豚コレラ感染のイノシシ初確認

2018年11月02日 07:56

 岐阜市の養豚場の豚が家畜伝染病「豚(とん)コレラ」に感染した問題で、県は1日、発生農場から15・1キロ離れた可児市西帷子の山中で10月30日に捕獲された野生イノシシが豚コレラに感染していたと発表した。感染したイノシシは41頭目。可児市では初の確認で、発生農場から木曽川を挟んだ地域で見つかるのも初めて。

 捕獲場所と愛知県境の距離は1キロ。国内で26年ぶりに確認された豚コレラは、発生から50日が過ぎて、県境を越える可能性が出てきた。

 発見場所から半径10キロ以内とする調査対象区域は、新たに可児郡御嵩町や加茂郡八百津町、川辺町に拡大する見通し。1日にわな猟が解禁されたが、調査対象区域を含む17市町では禁止しており、3町も禁猟区域に追加されるとみられる。

 15日には銃猟の解禁を控えるが、感染拡大を受け、岐阜県だけでなく愛知県でも制限の検討を迫られそうだ。

 可児市で捕獲されたイノシシは、体長約70センチの子どもの雄。


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