県内30~50代男性、風疹検査無料に

2018年11月20日 07:55

 全国で流行する風疹への備えとして、岐阜県と岐阜市は12月1日から、風疹の抗体保有率が低い30~50代の男性を対象に、抗体の有無を調べる検査を無料化する。この年代の男性は過去の予防接種率が低く、約2割は免疫がないとされる。無料化は来年3月31日まで。

 対象は県内在住の30歳以上60歳未満の男性で、風疹にかかったことがある人やワクチンを接種したことがある人を除く。県や岐阜市は現在、妊娠を希望する女性や、抗体価が低い妊婦の夫らには無料で検査をしており、今回は対象者を大幅に拡大する。

 風疹患者は東京都や愛知県など1都4県を中心に全国で急増しており、今月4日現在で1884人(昨年は年間91人)。県内でも昨年までの4年間で計7人だったが、今年は18日現在で8人に上る。

 来年4月から国が同様の補助事業を実施する予定だが、緊急性が高いとして県や市が独自の補助を決めた。県保健医療課は「今後、県内でも急激に流行が拡大する恐れがある。まず抗体検査をして、必要に応じてワクチンを接種してほしい」と呼び掛けている。

 免疫のない女性が妊娠中に風疹にかかると、ウイルスが胎児に感染し、先天的な疾患を持つ可能性がある。


カテゴリ: 医療

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