給食費3分の1補助 高山市、全小中学生対象

2018年11月21日 07:51

 岐阜県高山市は20日、来年度から、全小中学生を対象に学校給食費の3分の1を市で補助する方針を明らかにした。子育て世帯の負担軽減を図る狙いで、1億3千万円を来年度の予算に計上する。県教育委員会によると、学校給食費を対象者の条件を設けずに一律に支援するのは県内の市では珍しい。

 高山市では地産地消の推進に要する費用を市が負担しているが、子育て支援のため公費負担を拡充する。同日開かれた市議会委員会で説明した。対象となる小学生は約4600人、中学生は約2500人。12月に保護者に説明し、来年1月に市学校給食推進協議会で承認を得る。

 食物アレルギー対応食と通常食の差額、災害などによる休校で給食中止になった場合の食材費も来年度から市が負担する。給食費の徴収方法も変更。現在は各学校の校長が徴収しているが、来年度から市が直接保護者から徴収する。飛騨市と共同の古川国府給食センターを利用している国府小、国府中は校長による徴収を継続する。

 県教委によると、県内では昨年11月時点で羽島郡岐南町と揖斐郡揖斐川町が対象者の条件を設けずに学校給食費の全額を補助している。美濃市、本巣市など8市町村が多子世帯などを対象に一部を支援している。


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