家畜伝染病の研究者養成 岐阜大、鳥取大が獣医大学院を来春開設

2018年11月22日 08:24

 岐阜大(岐阜市柳戸)は21日、鳥取大(鳥取市)と共同で来年4月、両大に開設する獣医大学院の概要を発表した。豚コレラや鳥インフルエンザなど家畜伝染病に対応する人材や、高度な獣医療や創薬に関わる研究者を養成する。

 正式名は「岐阜大学大学院・鳥取大学大学院共同獣医学研究科共同獣医学専攻」で、今年8月に文部科学省が認可した。獣医学を教える国立大学の機能強化を目指す再編の一環。複数の国立大学が共同で設置する獣医大学院は、畜産を除くと全国で3例目。

 両大学は2013年度から応用生物科学部(鳥取大は農学部)に共同獣医学科(6年制)を設けており、1期生が来春に卒業する。獣医大学院は4年制で、岐阜大から6人、鳥取大から5人を受け入れ、一貫性のある教育をする。

 研究は、伝染病の制御などの家畜衛生・公衆衛生、難病治療・創薬などを柱とする。

 岐阜大が基幹校を務め、帯広畜産大、岩手大、東京農工大と1990年から運営してきた連合獣医学研究科は連合を解消する。


カテゴリ: 教育