ミニブタ、豚コレラ予防で処分 清流里山公園で飼育

2018年12月04日 08:36

 岐阜市などの養豚場の豚や野生イノシシに豚(とん)コレラの感染が広がっている問題で、美濃加茂市山之上町の県施設「ぎふ清流里山公園」で展示用に飼育していたミニブタ2頭が先月27日に処分されていたことが3日、分かった。

 同公園や県などによると、ミニブタは従来餌やりなどを体験できる園内の「ふれあい広場」で飼育。岐阜市で豚コレラが発生した後は餌やりを中止し、牧場の一部や飼育舎を閉鎖していた。

 しかし、近隣市町で感染した野生イノシシが見つかり、防疫作業が厳格化。展示再開が見通せない上に隔離や防護服での飼育などの負担が生じていた。

 同公園から半径10キロ圏内では約1万頭の豚を飼育。増産技術や品種の開発を担う県畜産研究所や県農業大学校もあり、感染した場合の影響が大きいと判断。他の施設や農場からも受け入れを拒否されたため、同公園の指定管理業者から相談を受けた県が指導して、感染の有無は検査せず予防的な処分に踏み切った。


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