全国食味コンテスト「お米番付」再びハツシモ最高賞

2018年12月05日 09:00

賞状を手に笑顔を見せる奥村知己さん(右)と橋本隆志社長=岐阜市司町、JAぎふ本店

賞状を手に笑顔を見せる奥村知己さん(右)と橋本隆志社長=岐阜市司町、JAぎふ本店

 岐阜市柳津町でコメ作りに取り組む主穂(かずほ)営農の奥村知己(ともみ)さん(41)が今年生産したハツシモが、京都市の老舗米店などが主催する食味コンテスト「お米番付」で、全国163品の中から最高賞となる入選米8品の一つに選ばれた。夏の猛暑や台風の影響などを最小限に抑え、2015年に次ぐ2度目の入賞。奥村さんは「岐阜のハツシモを全国で知ってもらうきっかけになりうれしい」と喜んでいる。

 岐阜市司町のJAぎふ本店で4日、表彰式があり、コンテストを主催する「日本のお米向上委員会」の委員長で、米店「八代目儀兵衛」の橋本隆志社長が賞状などを奥村代表に贈った。

 コンテストは、食味計などの機器を使わず、料理人らが実際に食べて審査する。橋本社長は「今年は難しい気象条件だったが、粒の張りや甘さ、喉ごしは抜群だった」とたたえた。八代目儀兵衛は、入選米8品の詰め合わせなどを販売する。

 奥村さんは16、17年も応募していたが、いずれも選外。今年は悔しさを糧に生産方法を見直し、水田を一時的に乾かす作業では苗と苗の間に溝を入れてより多くの空気が根に行き渡るようにするなど、手間暇をかけた。「お客さんの手に届くまでの全ての工程を真剣に取り組んだ」と胸を張った。

 「自分が注目されることで、コメ作りに関心を持ってもらいたい」と、ヘアスタイルを目立つようアフロヘアにしている奥村さん。「まだまだ自分は素人のようなもの。毎年いいコメを作り、県のハツシモを盛り上げていく」と決意を新たにしていた。


カテゴリ: グルメ