高山市に産廃処分場計画 富山の業者が県に提出

2018年12月07日 08:29

産業廃棄物の管理型最終処分場の設置が計画されている土地=高山市荘川町六厩

産業廃棄物の管理型最終処分場の設置が計画されている土地=高山市荘川町六厩

 岐阜県高山市荘川町六厩に産業廃棄物の管理型最終処分場を建設する事業計画書が、富山市の産業廃棄物収集運搬業アルトから県に提出されていたことが分かった。地域住民からは環境への影響を懸念する声が上がっている。

 計画では、処分場は面積11ヘクタール、容積246万600立方メートルで、2026年の稼働を目指す。県内と富山県の燃え殻や汚泥、がれき類を埋め立てる。同社によると、付近に保安林がなく、地盤が比較的安定していることから選んだという。全て山林で、同社が取得を進めている。

 同社は今年11月、秩序ある土地利用を促す高山市の条例に基づき、構想の説明会を市荘川支所で実施。10月にも自主的に同町六厩で説明会を開いた。出席した無職男性(80)は「環境への影響が心配。山も水も美しい荘川のイメージに傷がつくのでは」と語った。

 県は計画書の内容が廃棄物処理法に違反しないか審査した後、周辺環境への影響を調べる環境アセスメントの実施を同社に求める予定。同社の担当者は「意見や要望を真摯(しんし)に受け止め、今後も地域の皆さんに説明していく」と話した。


カテゴリ: 社会