五輪選手村の県産木材加工開始 長良杉と東濃桧

2018年12月26日 08:48

東京五輪・パラリンピックの選手村ビレッジプラザで使用される県産「長良杉」の製材加工を行う社員=関市洞戸通元寺、桑原木材工業

東京五輪・パラリンピックの選手村ビレッジプラザで使用される県産「長良杉」の製材加工を行う社員=関市洞戸通元寺、桑原木材工業

 東京五輪・パラリンピックの選手村に開設される複合施設「ビレッジプラザ」の建設で用いられる岐阜県産木材の製材加工作業が25日、関市と郡上市内の製材所で始まった。県内6市町村で伐採された長良杉と東濃桧の計約140立方メートルが用いられる。

 同施設にはカフェやメディアセンターなどが置かれる。大会組織委員会は昨年、建設で用いる木材を全国の自治体から募集。応募した県と、関、郡上、中津川、下呂の4市、加茂郡白川町、東白川村が製材の一部を提供することが決まった。

 製材作業は5業者が協力し、加工する。関市洞戸通元寺の桑原木材工業ではこの日、製材機を用いて丸太を切り、梁(はり)などの構造材に加工した。桑原直樹専務(44)は「長良杉は強度があり、色合いも香りも良い。世界の人が集まる大会で県産スギの魅力をPRする機会にしたい」と話した。

 各社の製材加工作業は来年2月中旬まで続く。乾燥、仕上げなどの工程を経て、同10月中旬までに東京都中央区の建設予定地に搬入する。


カテゴリ: 社会

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