「洞戸みそ」復活を 味を刷新、仕込み重ね特産品化へ

2019年01月03日 09:05

試食会で仕込みを終えた10種類のみその食べ比べをする住民たち=関市洞戸菅谷

試食会で仕込みを終えた10種類のみその食べ比べをする住民たち=関市洞戸菅谷

 岐阜県関市の上菅谷地区でかつて製造されていた「洞戸みそ」を復活させようとする動きが活発化している。地元住民らでつくる「ほらど未来まちづくり委員会」が中心となり、「従来の味にとらわれず新たな味に刷新し、特産品として売り出していきたい」と意気込む。

 洞戸みそは1983年、地元の農業婦人クラブの女性会員が「菅谷特産物加工組合」を設立し製造を始めた。多いときで年間7~8トンを販売していたが、高齢化により担い手が減少。それでも数年前までほそぼそと作られていたが、後継者もなく製造は途絶えた。

 同委員会は昨年2~4月、大豆やこうじの種類、塩分の量などを変え、10種類のみそを試作品として仕込んだ。同12月下旬には地元住民らによる試食会を開き、仕込みを終えたみその食べ比べを行い、品評し合った。

 同委員会の松田俊朗さん(66)は「こうじを自前で作る設備の確保など課題もあるが、まずはある程度まで量産できる仕組みをつくりたい」とし「近い将来地元の特産品として売り出し、住民の働く場の確保にもつなげたい」と話す。今後は種類を絞り込んでさらに仕込みを重ね、2021年前後の商品化を目指す。


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