関の刀匠入魂 打ち初め式

2019年01月03日 08:31

打ち初め式で、火花を散らして折り返し鍛錬を披露する刀匠=関市南春日町、関鍛冶伝承館

打ち初め式で、火花を散らして折り返し鍛錬を披露する刀匠=関市南春日町、関鍛冶伝承館

 刀都・関市に1年の始まりを告げる新春の風物詩「関伝古式日本刀鍛錬打ち初め式」が2日、岐阜県関市南春日町の関鍛冶伝承館で行われ、刀匠9人が伝統の技を披露した。

 鍛冶の盛業と安全を願う行事で、関伝日本刀鍛錬技術保存会(井戸誠嗣会長)が主催。同会名誉会長の尾関健治市長らが出席し、約千人が見物に訪れた。

 白装束の刀匠が、ごうごうと音を立て燃え盛る火床(ほど)から真っ赤に熱した玉鋼(たまはがね)を取り出し、大つちでたたき平たく延ばした。その後、玉鋼から不純物を取り除く「折り返し鍛錬」を行い、日本刀作りの工程を披露。交互に小気味よくつちを振り下ろすたびに火花が勢いよく飛び散り、見物客は歓声を上げて見入っていた。


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