「中学跡地」企業活用へ 瑞浪市・釜戸中で司企業が進出計画

2019年01月11日 08:33

3月に閉校する釜戸中学校=瑞浪市釜戸町

3月に閉校する釜戸中学校=瑞浪市釜戸町

 3月で閉校する岐阜県瑞浪市釜戸町の釜戸中学校の跡地に、自動車部品輸送の司企業(愛知県豊田市)が進出を計画していることが10日、分かった。土地を所有する瑞浪市が活用候補者に選定した。4月に仮契約を結び、6月の市議会で承認を得て本契約を結ぶ予定。

 跡地の面積は約2万9千平方メートル。国道19号に面し、中央自動車道のインターチェンジにも近い。同市は跡地の有効活用と企業誘致を目的に、公募型プロポーザル方式で昨年7~10月、約3億900万円の基準売却価格を設定して民間事業者を募集していた。同10月末に同社が応募し、審査を経て、同11月に候補者に選定した。

 司企業は自動車用自動変速機(AT)世界最大手のアイシン・エィ・ダブリュなどと取引がある。昨年11月には同市内に同社の完全子会社エィ・ダブリュ瑞浪が開所している。

 県企業誘致課によると、少子化に伴う学校の統廃合で跡地利用が課題となる中、県内で廃校跡地が企業誘致につながった例は、近年では2017年に中津川市の旧中津高校恵那北校舎(前恵那北高校)跡地に製造業が進出した1例のみ。


カテゴリ: 経済