根尾、練習も頭脳派 竜新人合同自主トレ

2019年01月11日 07:40

一球一球高い意識を持ちながらキャッチボールする根尾内野手=ナゴヤ球場

一球一球高い意識を持ちながらキャッチボールする根尾内野手=ナゴヤ球場

 中日の新人合同自主トレは10日、ナゴヤ球場で行われ、根尾昂内野手ら6選手が午前10時から約5時間体を動かした。

 午前中はアップやキャッチボール後に棒を使った肩甲骨のストレッチを入念に行った。その後は室内に移動し、二塁の位置でのノックとティー打撃で終えた。午後は連日同様、筋力トレーニングで鍛えた。

 与田剛監督は「体の硬い選手が多いので、可動域を広くしてほしい」と新人選手に呼び掛けた。

 中山中出の垣越建伸投手は風邪のため、11日のNPB新人研修会を欠席する。

◆キャッチボール、実戦を想定

 "超一流"を目標に掲げる大物ルーキーは、毎日練習の冒頭に行うキャッチボールから意識の高さが違う。与田剛監督も「誰が指示したわけでもないが考えてプレーしていることがよく分かる。よく脳を使っている」と根尾昂内野手への驚きを口にした。

 「球のリリースポイントの安定感は抜群」と与田監督。ほとんどの球を当然のように相手の胸へ投げ続けることはもちろん、「ランナーを想定しながら捕ったりしている」と全球、遊撃での中継やゴロ捕球をイメージしており、常に一つ先を考えながらプレーしていることを明かした。

 この日はキャッチボールの距離を50メートルまで伸ばし、「だいぶ強い球も投げられた。今後はもっと強い球を投げ、距離も伸ばしていきたい」と、順調な仕上がりを印象付けた。だが、「コントロールはまだまだ。もっと深く考えながらやっていきたい」と自らに課すハードルは高い。

 4日連続で視察した与田監督が「重要なセンターラインのどのポジションもこなせると思う」と、高卒ルーキーにこれ以上ない期待を寄せれば、根尾内野手は「(期待されて)多くの人に見られている中で結果を出すのがプロ」ときっぱり。この意識の高さがある限り、大きな重圧も必ず力に変えられるはずだ。


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