FC岐阜、全選手参加で練習 静岡キャンプ

2019年01月15日 07:41

大木監督が見守る中、ミニゲームでパスコースを探すFW石川(中)=清水ナショナルトレーニングセンター

大木監督が見守る中、ミニゲームでパスコースを探すFW石川(中)=清水ナショナルトレーニングセンター

 J2・FC岐阜の静岡キャンプ第3日は14日、静岡市の清水ナショナルトレーニングセンターで午前と午後の2部練習を行った。2日続いた別メニューでの体力テストは行われず、全選手が参加。午後からは、「鳥かご」と呼ばれる攻撃と守備に分かれたパス回しや、3対3のミニゲームなど約2時間のメニューをこなした。静岡キャンプは15日午前まで行われる。

 相手のマークを外す動き出しに、足を止めない献身的なプレス。プロ1年目の昨季に大けがを負った因縁の地でもある静岡で、大木監督に必死のアピールを示したFW石川。「目に見える結果がほしい」と目標とする2桁得点に向け順調な調整ぶりを見せている。

 桐蔭横浜大から加入した昨季、華々しいプロ生活を送るはずだったが、いきなり悲劇に見舞われた。昨年1月12日の静岡キャンプ第1日、練習中に左膝前十字靱帯(じんたい)を痛め、全治8カ月。その後、予想よりも早く8月に復帰したが13試合1得点に終わり、「悔しさだけが残る1年だった」と振り返る。

 けがをする前は、アピールしたい思いが強く、激しく体を動かし過ぎ、負荷をかけていたとの反省を生かし「自分のペースを維持しながらも、コンディションを少しずつ上げていく」と臨んでいる静岡キャンプ。パス回しの練習から、軽快な動きとともに、周りを見る余裕さえも感じられる。「やはり感慨深かった。昨季よりも自分の良いところを出せる自信はある」と力を込める。

 元日本代表のFW前田と同部屋で、「プレーや考え方などをたくさん勉強したい」と笑顔を見せた石川。「ポジションにこだわりはなく、どこであっても大木さんの期待に応えたい」。逆襲の立役者は静かに闘志を燃やしている。


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