岐阜県飛騨市河合町角川の健康増進施設「ゆぅわ~くはうす」は、地元出身でプロ野球ドラゴンズに入団した根尾昂内野手(18)が小学生時代に好んで注文していたというメニュー「マグロの朴葉(ほおば)焼き」を復活させた。2月1日から「飛騨かわい根尾昂定食」として売り出す。
施設の従業員によると、マグロの朴葉焼きはかつては単品のメニューで、根尾内野手が小学生だった頃、家族らと施設内のレストランを訪れると毎回のように食べていた。
その後、マグロの価格高騰などで提供を取りやめていた。ところが、今月2日に帰省中の根尾内野手がレストランを訪問。メニューからなくなったのを知らず、この料理を注文したという。
同施設では、郷土期待のホープをみんなで応援しようと、マグロの朴葉焼きを復活させることにした。商品名については根尾内野手の母親(51)の快諾も得たという。定食は朴葉焼きのほか、同じく根尾内野手の好物というざるそばも付けた。ごはんやみそ汁はおかわりでき、小鉢も付く。価格は1200円(税込み)。
施設長の中畑広一さん(66)は「マグロとみその相性がとても良く、ご飯が進むと思う。大勢の人に食べてもらいたい」と話す。