県内インフル「大流行」 過去5年平均の倍以上

2019年01月22日 07:47

インフルエンザ感染予防のため、手洗いやうがいをする児童=21日午後2時1分、岐阜市白山町、白山小学校

インフルエンザ感染予防のため、手洗いやうがいをする児童=21日午後2時1分、岐阜市白山町、白山小学校

 全国的にインフルエンザ患者が急増する中、岐阜県内での流行も深刻化してきた。県感染症情報センター(各務原市)による週集計によると、7~13日の患者数は前年比2327人増の4693人に上り、過去5年間で最多となった。県教育委員会によると、16日には学級、学年、学校閉鎖などの影響が出た学校が95校(速報値)に上るなど、教育現場も警戒を強めている。

 「年末から年始にかけて患者数が急増し、その後も増加している」と県保健医療課の担当者は懸念する。今年の定点調査による患者数は、過去5年平均の倍以上の数で推移。県内は5圏域全てが「大流行」の状態で、特に東濃圏域での流行が顕著という。

 21日は県内の13校が学級、学年閉鎖などの措置を取った。岐阜市白山町の白山小学校では、冬季は普段からうがいや手洗いに力を入れているが、6年生39人中13人がインフルエンザにかかり、16~18日に学年閉鎖した。「これだけ広がるとは思っていなかった」と原嘉幸校長。予防の啓発に力を注いでいる。

 同センターの担当者によると、インフルエンザは例年、1月から2月にかけて流行のピークを迎えることから、今後も患者数は増える懸念がある。担当者は「部屋の湿度や温度を管理して、なるべく人混みを避けてほしい」と対策を呼び掛けている。


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