突き出る冬の恵み 恵那で細寒天作り

2019年01月24日 07:46

台の上に寒天を並べる従業員=23日午前8時30分、恵那市山岡町

台の上に寒天を並べる従業員=23日午前8時30分、恵那市山岡町

 岐阜県恵那市山岡町で特産の細寒天の生産が最盛期を迎えている。市街地で最低気温が氷点下4・2度を記録し、厳しい冷え込みとなった23日、老舗の丸平寒天産業(西尾憲之社長)では、従業員が白い息を吐きながら天日干しの作業をした。

 同町では少雨で昼夜の寒暖差が大きい気候を生かした細寒天作りが盛んで、全国生産量の8割を占める。

 この日、同社の従業員は田んぼ一面に置いた干し台に、テングサを煮詰めてろ過し固めたようかん状の寒天を、器具で細長く突き出して並べた。凍結、乾燥を繰り返し2週間ほどで仕上がる。

 天日干しは2月中旬まで続く。町内9社が加盟する県寒天水産工業組合によると、全体の出荷量は、シーズン序盤の昨年12月中旬に暖かかった影響で、前年より1割ほど少ない100トン前後を見込む。


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