子ども見守りで5市PTAが中電と提携 GPS端末で位置情報確認

2019年01月24日 08:21

提携を発表した野平英一郎会長(中央)ら各市PTA連合会長と石川民子岐阜営業部長(右端)=岐阜市美江寺町、中部電力岐阜支店

提携を発表した野平英一郎会長(中央)ら各市PTA連合会長と石川民子岐阜営業部長(右端)=岐阜市美江寺町、中部電力岐阜支店

 岐阜、各務原、大垣、関、郡上の5市のPTA連合会が「子どもの安心と安全を守るPTA連携協議会」を立ち上げ、中部電力と子どもの見守り活動に関して提携した。衛星利用測位システム(GPS)で子どもの位置情報を確認できる同社の専用端末を使い、児童らの見守り活動に役立てる。同社によると、端末を使ったPTAとの提携は初めて。

 同協議会は、昨年5月に新潟市で女児が殺害された事件を受け、県内のPTA連合会の有志が集まって設立。犯罪抑止を目的に、同社から端末「どこニャンGPS BoT」の提供を受け、同7月から今年3月までの予定で5市の小中学生300人を対象にした実証実験を進めている。

 端末を使った実証実験は県内で初めて。利用者の意見を基に利便性や改善点を検証する。今後は、同協議会を通じて申し込む利用者に対し、優待価格で端末を提供する。

 同社は昨年5月から端末を使った見守りサービスを始め、契約数は約3千台。スマートフォンのアプリから子どもの位置情報や移動履歴を確認できるほか、不審者や災害などの情報も配信する。

 同協議会と同社は23日、岐阜市美江寺町の同社岐阜支店で会見を開き、4市のPTA連合会長と同社販売カンパニーの石川民子岐阜営業部長が出席。岐阜市PTA連合会長の野平英一郎協議会長(54)は「各市で端末を広めることで、犯罪抑止につながれば」と話した。


カテゴリ: くらし・文化 教育

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