介護実習生を県内初派遣 ミャンマーの女性2人

2019年01月26日 08:21

 介護分野で岐阜県内初の受け入れとなる外国人技能実習生の派遣が決まったことが、25日までに分かった。ミャンマーから入国する20代の女性2人で、31日にも来日し、県内での研修を経て、3月から中津川市の介護施設で実習を開始する。

 受け入れ先は、岐阜県や愛知県などの介護施設の運営会社で組織する監理団体「TS福祉介護サービス協同組合」(岐阜市秋沢)。外国人技能実習機構(本部・東京都)に実習計画の認定を受けるなどの手続きを済ませ、派遣のめどが立った。来日後は、介護に必要な日本語や、利用者の移乗、食事の介助といった実務を学び、中津川市の介護施設「サン太陽ホーム中津川」で実習に入る。期間は最長で5年間。

 外国人技能実習制度の介護職種では入国要件に、基本的な言葉を理解できることが目安の日本語能力試験「N4」の習得があり、1年以内に一つ上のレベル「N3」に合格できなければ帰国となるが、組合によると、2人は「N3」を既に習得した。組合の担当者は「今後も受け入れの拡大を模索していく」と話す。

 制度の介護職種は2017年11月に新設され、介護現場に外国人を受け入れる新たな仕組みとして期待されたが、要件の厳しさなどから入国は昨年10月時点で247人にとどまる。今年4月に施行する改正入管法では、国は新たに追加する在留資格「特定技能1号」で、介護分野に来年度から5年間の累計6万人の外国人労働者の受け入れを見込んでいる。


カテゴリ: 医療