養鉄全通100年、京急とコラボ 大垣出身、立川氏が両社設立

2019年01月27日 08:40

養老鉄道と京急電鉄の記念ヘッドマークを取り付けた養老鉄道の車両=大垣市木戸町、西大垣駅

養老鉄道と京急電鉄の記念ヘッドマークを取り付けた養老鉄道の車両=大垣市木戸町、西大垣駅

 養老鉄道は4月に桑名-揖斐間の全線開通から100周年を迎える。節目の年を記念し、今年は100のイベントやキャンペーンなどさまざまな企画を展開。第1、2弾の企画では、創業者が同じ岐阜県大垣市出身の立川勇次郎(1862~1925年)で、開業120周年を迎えた京浜急行電鉄(東京都)との共同企画「京急と養老をつなぐキャンペーン」をスタートし、都内と西濃地域という遠距離の鉄道がコラボする。

 立川は大垣藩士の家に生まれ、24歳で当時「代言人」と呼ばれた弁護士として東京で開業する。その後、実業家となり、京急前身の大師電気鉄道を設立して、1899年1月に関東初の電気鉄道として六郷橋-大師(現在の川崎大師)間を開業した。故郷の開発のため立川が1911年に設立したのが養老鉄道で、19年に全線開通した。22年に同鉄道は、立川が初代社長の揖斐川電気(現イビデン)に合併された。

 今回のキャンペーンでは、両鉄道に乗るスタンプラリーと、共通デザインのヘッドマークを掲げる企画を実施。スタンプラリーは、3~6個のスタンプを集めるとオリジナルグッズがもらえる。養老鉄道では大垣、養老、多度の各駅、京急では開業時の区間にちなんだ川崎大師駅のほか、おでんや焼き鳥などの飲食店が並ぶ野毛エリアがある日ノ出町駅、観光スポットが豊富な新逗子駅に設置している。4個以上集めるには両鉄道に乗る必要があり難易度は高いが、すでに6個集めた人もいるという。

 養老鉄道の担当者は「キャンペーンを通じて関東と中部地方をつなげたい」と話す。スタンプ台紙は京急各駅と養老鉄道の有人駅で配布している。

 養老鉄道の第3、4弾の企画では、大垣市特産の木升で地元酒蔵の日本酒を味わう「枡(ます)酒列車」を運行。桑名発大垣行きが2月11日、大垣発桑名行きが同16日に実施。参加料は3500円で20歳未満は参加できない。問い合わせは同社総務企画課、電話0584(78)3400(平日のみ)。


カテゴリ: おでかけ

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