大切な文化財、火魔から守れ 多治見・永保寺で防火訓練

2019年01月28日 08:29

多治見市消防本部や市消防団が池に向けて放水した防火訓練=同市虎渓山町、虎渓山永保寺

多治見市消防本部や市消防団が池に向けて放水した防火訓練=同市虎渓山町、虎渓山永保寺

 国宝の観音堂や開山堂などがある岐阜県多治見市虎渓山町の虎渓山永保寺で27日、約100人が参加した防火訓練があり、市消防本部職員や同寺僧侶らが放水を行った。

 訓練は文化財防火デー(26日)にちなんで毎年実施。同寺では2003年9月に火災が発生し、本堂や庫裏を焼失している。

 訓練は午前9時ごろに付近の林野から出火した想定で始まり、僧侶で組織する同寺自衛消防隊の隊員が「火事だ」と大声で叫びながら放水装置を作動。通報を受けた市消防本部や市消防団の車両10台が到着し、ホースを使って庭園内の池に向けて一斉に放水した。

 同寺文化財担当者は「意義深い訓練ができ、感謝したい。今後も市の象徴であるこの寺を守っていきたい」と話した。


カテゴリ: くらし・文化

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