豚コレラ感染防止に 県肉用牛協会が防護服など寄贈

2019年01月29日 07:45

辻直司会長(右)から目録を受け取る吉野毅会長=28日午後、岐阜市下奈良、県福祉・農業会館

辻直司会長(右)から目録を受け取る吉野毅会長=28日午後、岐阜市下奈良、県福祉・農業会館

 岐阜県肉用牛協会(辻直司会長)は28日、家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の感染防止対策に役立ててもらおうと、養豚農家が業務に使う防護服や長靴、消毒薬を県養豚協会(吉野毅会長)に贈った。

 肉用牛の業界では過去に宮崎県で口蹄疫(こうていえき)が発生し、岐阜県内の農家は継続的な防疫対策に取り組んでいる。防疫の苦労を知る同じ畜産農家として支援しようと、県肉用牛協会は寄贈を決めた。

 豚コレラは昨年9月、岐阜市の民間養豚場で国内では26年ぶりに確認された。これまでに2軒の養豚場を含む6施設で発生。感染した野生イノシシは、この日感染が確認された岐阜市と可児市の3頭を含め計108頭となった。

 寄贈品は防護服1500着や長靴150足など200万円相当。岐阜市下奈良の県福祉・農業会館で行われた寄贈式で、辻会長(56)は「同じ農家の気持ちとして受け取ってほしい」と目録を手渡し、吉野会長(58)は「生産者は、精神的にも肉体的にも疲れ切っている。長丁場になるだろうが、支援に報いられるように英知を結集して克服したい」と感謝した。

 吉野会長は取材に「農家は資材の負担が膨らんでおり、支援はありがたい」と話した。


カテゴリ: 社会

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