感染豚仕入れ後も出入り 本巣、愛知に同じ飼料業者

2019年02月08日 07:42

 豚(とん)コレラの感染が確認された岐阜県本巣市と愛知県田原市の養豚場に同じ飼料業者が出入りしていた問題で、本巣市の養豚場が後に感染が判明する豚を仕入れた1月17日以降、業者が出入りしていたことが7日、分かった。

 本巣市の養豚場の男性責任者(52)によると、飼料を納入していたのは、食品関連工場などから出る廃棄食品を扱う愛知県内の産業廃棄物運搬業者。週3回ほど、麺類などの廃棄食品を搬入していたという。男性は取材に「うちから業者を介して感染が広がった可能性も否定できない」と語った。

 同市の養豚場は1月17日、各務原市の養豚場から子豚80頭を入荷。同29日に各務原市の養豚場で豚コレラの感染が確認され、翌30日には入荷した豚に陽性反応が出た。

 子豚を入荷した17日以降も飼料の搬入が続いていたというが、男性は「施設で消毒もしているし、業者もやっているはず。あくまで(感染原因の)可能性の一つに過ぎない」と強調した。

 田原市の養豚場と同系列で、豚コレラが5府県に広がる発端となった愛知県豊田市の養豚場の男性経営者も「複数の養豚場が同じ飼料業者を使うのは普通のこと。(感染原因と)確定した話ではなく、国の疫学調査で明らかになるだろう」と話した。


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