ファインバブルの水栓開発 ミズタニバルブ

2019年02月16日 08:56

開発したファインバブルを発生する洗面台用のシングルレバー混合栓

開発したファインバブルを発生する洗面台用のシングルレバー混合栓

 水栓金具メーカーのミズタニバルブ工業(岐阜県山県市富永、水谷真也社長)は、洗浄力を高めるとされるファインバブルを発生する洗面台用のシングルレバー混合栓を開発し、発売した。ファインバブルを発生するシャワーヘッドなどは普及しているが、水栓での商品化は業界で初めて。初年度千個の販売を目指す。

 ファインバブルを洗面台での手洗いや洗顔などにも使いたいというニーズはこれまでもあったが、水栓向けは蛇口の先端に後付けする器具しかなかった。水栓に初めからファインバブル発生機能を付加することで、差別化する。

 ファインバブルはマイクロバブルともいわれ、直径100マイクロメートル以下の微細な泡を指す。微細な泡を含む水は通常の水に比べ、肌の洗浄作用や保湿作用などに優れるとされる。

 また洗浄力が高いことから、節水効果もある。同混合栓の場合、従来品より約3割節水できるという。同混合栓は同タイプでファインバブル発生機能のないものに比べ約2割高い5万4700円(税抜き)だが、長期間の使用による水道代削減効果で回収可能としている。

 同社はマンションなど集合住宅向けを得意とすることから、当面は集合住宅向けを中心に拡販する方針。販売状況を見ながら他の水栓にも対応タイプを増やし、一戸建てにも拡販していく。


カテゴリ: 経済