森山さん49歳現役復帰 FC岐阜J2昇格貢献

2019年02月16日 09:03

現役復帰の記者会見で、ユニホームを着用し笑顔でポーズを取る森山泰行さん=15日午後、愛知県岡崎市内

現役復帰の記者会見で、ユニホームを着用し笑顔でポーズを取る森山泰行さん=15日午後、愛知県岡崎市内

 岐阜のレジェンドJリーガーが新たな船出―。FC岐阜のJ2昇格に大きく貢献した、岐阜市出身の元日本代表FW森山泰行さん(49)が15日、愛知県岡崎市内で記者会見し、日本フットボールリーグ(JFL)のマルヤス岡崎(愛知)に入団し、現役復帰すると発表した。「自分の可能性を信じて挑戦したい」と語り、チームディレクターを兼務しながら、11年ぶりにピッチに立つ。

 森山さんは笠松中から強豪・帝京高(東京)、順天堂大を経て、1992年にJ1名古屋に入団。スーパーサブとしてJ1で215試合に出場し66得点を挙げた。04年に引退したが翌年、当時東海社会人リーグ2部のFC岐阜で現役復帰。コーチや営業にも携わり、08年のJ2昇格の原動力となり、同年で再び引退した。

 母校の帝京高でのコーチを経て、浦和学院高(埼玉)で監督を務めていた。今春、契約満了するため、名古屋と岐阜で一緒にプレーしていた北村隆二さんが監督を務めているマルヤス岡崎が、森山さんに補強などを行うチームディレクターのオファーを出した。

 「指導者として、選手にできないことを押しつけていた。もう一度選手になって勉強しながら、チャレンジしたい」と熱く語る森山さん。選手としての契約も提案し、山田泰一郎マルヤス工業社長が「毎年、成績が低迷していた中で、チームを変えてもらいたい」と受諾した。

 試合勘やスタミナなども不安視されるが「(現役復帰の)宣言は誰にでもできる。復活はゴールで証明するしかない」ときっぱり。北村監督は「トレーニングを重ねて、現役時代のゴール前での動きを取り戻してほしい」と期待する。

 背番号は今年誕生日を迎えて一つ重ねた年齢と同じ「50」。数々の困難を乗り越え、栄光をつかんできた男の躍動する姿に、県内サッカーファンの胸が再び高鳴る。


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