別の女性死亡関与で再逮捕へ 高山市介護施設事件 

2019年02月23日 07:25

 岐阜県高山市桐生町の介護老人保健施設「それいゆ」で2017年7月末~8月中旬、入所していた80~90代の男女5人が相次いで死傷した事件で、高山署捜査本部が、同年8月13日に死亡した中江幸子さん=当時(87)=に対する傷害致死容疑で、元職員の小鳥剛(おどりたけし)容疑者(33)=名古屋市南区戸部下=を勾留期限の24日にも再逮捕する方針を固めたことが22日、関係者への取材で分かった。

 同本部は今月3日、あばら骨骨折などの重傷を負った当時91歳の女性への傷害容疑で小鳥容疑者を逮捕している。

 同本部などによると、中江さんは17年8月12日夕、体調が急変したため高山市内の病院に搬送され、翌13日に死亡した。司法解剖の結果、死因はあばら骨が肺に刺さったことなどによる外傷性血気胸だった。

 施設側は当初、8月12日午前に職員2人の介助で入浴した際、上半身を抱えた時に胸部を圧迫したことによる事故の可能性があると示唆。施設の問題を検証するリスクマネジメント委員会も事故との認識を示していた。

 小鳥容疑者は今月3日、17年8月15日午後2時10分ごろ、女性に施設2階の部屋で暴行し、両あばら骨の骨折や外傷性血気胸など2カ月の重傷を負わせた疑いで逮捕された。

 同本部は小鳥容疑者の認否を明らかにしていないが、接見した弁護士によると、容疑を否認しているという。


カテゴリ: 事件・事故 社会

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