空き家活用、川辺町モデル 所有者探し売買進める

2019年02月28日 08:35

空き家を生かす取り組みが進められている町を歩く意見交換会の参加者=川辺町下麻生

空き家を生かす取り組みが進められている町を歩く意見交換会の参加者=川辺町下麻生

 空き家対策や移住促進を担当する岐阜県美濃加茂市と加茂郡7町村の行政関係者が集まり、事例紹介などで連携や解決への道を考える意見交換会が、川辺町下麻生の北部公民館で開かれた。

 8市町村の担当者が定期的に開き、今回で5回目。市町村からまちづくりや他地域からの移住を担当する職員ら20人が参加した。

 下麻生地区では古民家を生かしたまちづくりが進み、川辺町の担当者が事業を説明した。地元住民と町、NPOが合同で開いた空き家視察会をきっかけに対策協議会を設立。地元住民が持ち主が分からなくなっていた空き家の所有者を調べるなど、積極的な取り組みで空き家売買が進んだと報告した。

 意見交換では、移住のニーズを取り合うことなく、連携して移住希望者に各市町村の空き家を巡ってもらうツアーなどが提案された。一方、移住者と地元住民との意思疎通がうまくいかない事例を通して、「個人情報にも触れる話。行政はどこまで踏み込むべきか」との悩みも出された。

 参加者は下麻生地区内を散策し、飲食店に改装された明治期の古民家や、古い趣を残す空き家などを見学した。


カテゴリ: 政治・行政 社会