グルテンフリーのスイーツ開発 首都圏学生、中津川市で就労体験

2019年03月01日 08:30

グルテンフリーのスイーツを開発した永尾智美さん(左)と漫画風のPRパネルを製作した真田陽平さん=中津川市千旦林、ちこり村

グルテンフリーのスイーツを開発した永尾智美さん(左)と漫画風のPRパネルを製作した真田陽平さん=中津川市千旦林、ちこり村

 総務省が実施する若者向けの地方での短期就労制度「ふるさとワーキングホリデー」で、岐阜県中津川市千旦林の産業観光型施設「ちこり村」に滞在していた首都圏の大学生が、小麦アレルギーなどに対応したグルテンフリーのスイーツを開発した。

 滞在していたのは、神田外語大国際コミュニケーション学科3年の永尾智美さん(21)=埼玉県=と東京大工学部4年の真田陽平さん(22)=東京都=。2人とも中津川を訪れるのは初めてで、27日まで2週間滞在し自由な発想で商品開発や食材PRに挑んだ。

 スイーツは永尾さんが中心となって▽野菜クッキー▽フルーツケーキ▽アーモンドケーキ▽ブルーベリーの酒かすケーキの4種類を開発。小麦粉、牛乳、バター、チーズの代わりに米粉や豆乳などを使っているため、小麦アレルギーや麦に含まれるグルテンに反応するセリアック病の人、ビーガンと呼ばれる厳格な菜食主義者も味わえるようにした。施設内のビュッフェ形式のレストランで日替わり提供される。

 永尾さんは「留学生の友人が小麦を食べられない。食に制限がある人も楽しめるスイーツを考え、日本でも意識を高めたかった」と狙いを話した。

 真田さんは同施設で栽培される野菜のチコリの栽培工程を漫画風にまとめ、生産者の思いを伝えるパネルを製作し、レストランに並べた。真田さんは「都会では生産者を意識したことがなかったが、中津川では生産者との距離が近く、こだわって作っていることに感動した。そうした思いを訪れた人に知ってもらいたかった」と製作の意図を話した。


カテゴリ: グルメ 教育