改元日婚姻届ラッシュ? 県内自治体、職員増員で対応

2019年03月03日 07:58

岐阜市役所の窓口では、新元号に改まる5月1日に婚姻届を出す人が多くなることが予想され、備えを急ぐ=同市役所

岐阜市役所の窓口では、新元号に改まる5月1日に婚姻届を出す人が多くなることが予想され、備えを急ぐ=同市役所

 新天皇の即位に伴い、平成から新元号に改まる5月1日の改元まで2カ月を切った。全国で祝賀ムードが広がる中、岐阜県内では、新時代を迎える記念の日に合わせ、婚姻届を提出して結婚を祝う人が多くなると予想される。この日はくしくも「大安」で、10連休中ということもあり、一部の自治体では備えに追われている。

 「新元号がスタートする歴史的な日に婚姻届を出す人が増えそう。新たな門出をスムーズに迎えられるようしっかり対応したい」。岐阜市市民課の和田恵美子課長は、5月1日に婚姻届の提出者が増えるとみて、気を引き締める。

 同市は土、日曜日や祝日などは、午前9時15分から午後4時まで、職員らが同課の窓口で届を受け取っているが、この日は職員を増やし、受付時間の拡大も検討している。

 市によると、2017年度は、市の窓口で婚姻届の提出が約1900件あり、一日平均約5件。過去には、「ミレニアム」に沸いた2000年の元日に約200件が提出されたほか、17年のクリスマスイブの12月24日は大安が重なり約60件の提出があったという。和田課長は5月1日に円滑に受け付けができるよう、事前に窓口で届の内容のチェックを受けるよう呼び掛けている。

 多治見市でも市駅北庁舎の当直職員を1人増員の3人にするほか、関市は、日直に加えて戸籍係の職員を配置する。

 一方、中津川市や恵那市などでは、特別に窓口を開いて届けに来たカップルらを出迎える。中津川市では、常設の新婚者向け記念撮影コーナーを新元号の貼り紙などで飾り付けし、撮影しながら新しい時代を感じてもらう演出を検討している。

 その他の自治体でも対応を検討しているところがあり、改元が近づくにつれ、慌ただしさが増しそうだ。


カテゴリ: 社会