新たな岐阜ブランド発信、ドン小西氏来場 ア・ミューズ岐阜

2019年03月06日 08:16

  • 開幕した「ア・ミューズ岐阜」のファッションショーで、春夏の最新衣料を披露するモデルたち 
  • 三敬は岐阜市立女子短期大とのコラボTシャツを展示した 
  • 各社の展示を視察するドン小西氏(右)=いずれも岐阜市橋本町、じゅうろくプラザ 

 岐阜市橋本町のじゅうろくプラザなどで5日開幕した岐阜アパレルの最新春夏物を発信する「第28回ア・ミューズ岐阜」。同プラザでの各社の展示では、新たな岐阜ブランドのアパレル商品を開発する「岐阜シャツプロジェクト」の新商品や岐阜市立女子短期大とコラボレーションして作ったTシャツなど多彩な商品が並び、来場者の興味を引いている。ア・ミューズ岐阜委員会の糸尾幸治委員長は「今回はにぎやかさの創出を主目的にファッションショーを充実した。狙い通りにできたと思う」と手応えを語る。

 同プラザでは21社・団体が展示。岐阜市の繊維事業者でつくる岐阜シャツプロジェクトは、イタリア・フィレンツェ市の老舗シャツメーカー、ジーモス・イタリアと初めて共同開発し、6月発売予定のクールビズ用シャツのサンプルを展示した。また同プロジェクトなどがフィレンツェ市のモード専門学校、ポーリモーダに昨年派遣して研修を受けた学生による女性向けのシャツのデザイン画も初めて掲示した。同デザインは来年発表する新作の岐阜シャツに採用予定。

 プロジェクトに参加している柏屋商事(岐阜市問屋町)の武藤昭成社長は「引き続き岐阜ブランドを提案していく」と意気込む。

 スポーツアパレルの三敬(同市茜部大川)は、市立女子短大と連携して作成したTシャツ10点を展示。同短大との連携は3年目で、今回は二つの研究室でビジュアルのデザイン、Tシャツにした場合の立体デザインを学生に作ってもらい、実際に仕立てた。園部泰敏社長は「卒業生で当社の社員になった人材もいるが、優秀。他社にも同短大をもっと知ってもらい、雇用に結び付くと岐阜アパレルの活性化につながるのでは」と訴える。

 下着などの問屋の大塚衣料(同市吉野町)は、これまで女性用の肌着やアウターを展示してきたが、今回初めて男性用の下着を展示して男性市場開拓を進めている。展示したのは同社が代理店契約を結ぶグンゼが、昨年7月に発表した「AIRZ」で、ウエストゴムがなくて着心地の良さが売り。大塚弘泰社長は「華やかさは女性向けの方があるが、変わったものを見せて当社の特色を出したかった」と話す。

 この日は、出展社でもあるアパレルメーカー、ワキタ(同市三歳町)の監修をしているファッションデザイナーのドン小西氏も昨年に続いて来場。小西氏は「岐阜にはハードがあるがソフトがない。他と連携するなどして、インパクトのある発信をしてほしい」とエールを送っていた。


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