広がれeスポーツ 「岐阜協会」発足、各地で大会計画

2019年03月14日 08:42

岐阜eスポーツ協会を発足させた坂英明さん(左)ら=岐阜市村里町、ドラグーン

岐阜eスポーツ協会を発足させた坂英明さん(左)ら=岐阜市村里町、ドラグーン

 対戦型コンピューターゲームの腕前を競うeスポーツの振興を目的とした一般社団法人「岐阜eスポーツ協会」が昨年末に発足した。今年は県内各地でゲーム大会を開催する予定。パソコンメーカー「ドラグーン」(岐阜市村里町)の社長で協会の代表理事を務める坂英明さん(37)は「ゲーム人口の裾野を広げ、地域活性化につなげたい」と語る。

 協会はeスポーツの普及を掲げ、商業施設やお祭り会場で競技イベントの開催を計画している。扱うのは日本製の格闘ゲームとパズルゲームで、親世代が昔、家庭用ゲーム機で慣れ親しんだソフト。幅広い世代にeスポーツに触れてもらうことが狙いだ。

 夏までにコンピューターを持ち寄るゲームイベント「LANパーティー」を多治見市で開催するほか、8月ごろには各務原市の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で開かれる夏祭りにもブースを出展する予定。地域で活動する他団体とも連携し飛騨、東濃、西濃地区などに分かれ活動する。

 将来的にはプロプレーヤー育成も考えており、坂さんは「まずはショッピングモールなどでゲーム大会を開き、関心の高い中高生がステージに立てる場をつくりたい」と話す。

 自身もゲーム歴10年以上で、サッカーゲーム「FIFA19」の週間アジアランキングで10位内に入った実力を持つ。昨年11月にドラグーンを起業したのも、ゲームをプレーするために、性能の高いパーツを搭載したパソコンを自作し始めたのがきっかけだ。

 「eスポーツは0・3秒先の読み合い。将棋や囲碁は長考ができるが、格闘ゲームの場合は60秒で勝負を決めなければならない。動体視力や反射神経など高い運動能力も求められる」。過酷ながらも奥深い世界を多くの人に知ってもらいたいと願う。

 協会に関する問い合わせはドラグーン、電子メールinfo@two-dragoon.com


カテゴリ: くらし・文化