岐阜・愛知、ワクチン散布へ連携 国と有識者ら初会合

2019年03月15日 08:21

 岐阜県内などで家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の感染が広がっている問題で、拡大の一因とされる野生イノシシへの経口ワクチンの散布に向け、国と有識者らでつくる「岐阜県・愛知県アドバイザリー・グループ」は14日、初会合を岐阜県庁で開き、両県の日程を合わせて餌付けやワクチン散布の計画を進めることを確認した。

 両県の計画によると、岐阜は18日から散布候補地にイノシシが近づくように餌付けを始め、25日からワクチンを散布する。愛知は犬山市など3市で19日から餌付けし、24日から60カ所でワクチン散布を行う。

 会合では、餌付けの時期がずれることで両県の間でイノシシが移動するのを防ぐため、今後の散布でも日程をできる限り調整することを確認した。

 また、計画では養豚場の半径2キロ区域にはワクチンを散布しないとするが、養豚場に影響が出ない範囲で対象地域を見直す。岐阜県内で散布を予定する18市町・900カ所の選定を巡り、より多くの地点で餌付けを行った中から好適地を探すとした。

 会合の冒頭、農林水産省の熊谷法夫消費・安全局動物衛生課長は「関係機関が一丸となることが不可欠。県と連携して計画を進めたい」と話した。


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