みんなで茶摘みギネス狙え 7月挑戦、美濃白川茶PR

2019年03月17日 08:25

  • ギネス世界記録に挑戦する舞台となる予定の茶畑。500人が並んで一斉に茶摘みをする=白川町水戸野 
  • 茶摘み人数でギネス世界記録を目指すプロジェクトへの協力や参加を呼び掛けるポスター=白川町河岐、同町商工会 

 制限時間内に茶畑で一斉に茶摘みをする人数でギネス世界記録に挑むプロジェクトが、「美濃白川茶」の生産地、岐阜県白川町で進められている。ライフスタイルの変化などで販売量が減っているお茶のPRと地元活性化が狙い。お茶の事業者らでつくる実行委員会は、7月の世界記録挑戦に向けて、町内外から参加者と運営資金を募っている。

 茶の生産量減少など苦境が続く中、消費拡大に向けた話題づくりの一つとして、地元の事業者やこれまで新商品開発に参加していた岐阜大の学生ら有志が企画した。同時茶摘み人数の世界記録は前例がないという。

 挑戦日は7月7日で、目標の参加人数は500人。同町水戸野地区の約50アールの茶畑で、参加者がうねに並んで一斉に茶を摘み続ける。5分間、全員が茶摘みを続けられるかどうかが審査される。途中で休んでしまったり、手を止めてしまったりすると、人数にカウントされないルールという。

 事業費は400万円を予定。町内の企業などに協力を求めているほか、インターネット上のクラウドファンディングでも募っている。茶摘みの参加者は4月から募集する。

 美濃白川茶の取引高は、1990年ごろの約7億4500万円をピークに減少し、現在は約1億5千万円まで落ち込んでいるという。茶畑の改良や摘み取りの自動化など、対策を講じているが生産者の高齢化などを背景に、茶畑の面積や生産農家数、生産量は縮小傾向にある。

 実行委員会長の藤井清蔵さん(53)は「ぜひ参加してもらい、多くの人にお茶について知ってもらいたい。お茶の消費拡大や地域活性化のモデルになれるように成功させたい」と話している。

 当日は、会場で物産品販売などのイベントも予定している。問い合わせは白川町商工会、電話0574(72)1205。


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