飛騨市の「大坪酒造店別邸」 国登録文化財に答申 

2019年03月19日 09:18

主屋と上座敷が対角に配列されたユニークな造りの大坪酒造店別邸=飛騨市神岡町朝浦(県提供)

主屋と上座敷が対角に配列されたユニークな造りの大坪酒造店別邸=飛騨市神岡町朝浦(県提供)

 文化庁の文化審議会は18日、岐阜県飛騨市神岡町朝浦の「大坪酒造店別邸」を国の登録有形文化財に登録するよう柴山昌彦文部科学相に答申した。登録されれば県内では253件となる。

 県文化伝承課によると、別邸は大正前期に別荘として建築され、客を招いた交流の場として活用された。切妻造の平屋で、主屋と上座敷を対角に配置した独特の構成で双方の座敷から庭園を眺めることができる。主屋の主座敷、上座敷にはともに座敷飾りがちりばめられ、開放的で繊細な造りと評価された。

 大坪酒造店12代目蔵元の大坪和己さん(68)は「ありがたい。地域の観光資源として有効活用できるなら協力したい」と話している。

 今回新たに25都道府県43市町村の153件を登録するよう答申された。


カテゴリ: くらし・文化