若水取り春告げる 養老神社・菊水泉

2019年03月22日 08:45

菊水泉で水をくむ橋口舞さん(左)と無藤恭加さん=21日午前、養老郡養老町、養老神社

菊水泉で水をくむ橋口舞さん(左)と無藤恭加さん=21日午前、養老郡養老町、養老神社

 養老公園(岐阜県養老郡養老町)の養老神社境内にある日本名水百選の一つ、菊水泉で21日、「若水取り」が行われた。春の観光シーズンの到来を告げる恒例の行事。養老の滝の水が酒に変わったとされる孝子伝説の主人公「源丞内(げんじょうない)」に扮(ふん)した女性2人が、水をくみ取った。

 若水をくむ儀式は718年、元号を養老に改元した女帝・元正天皇に菊水泉を献上したことが起源。1977年からは町観光協会(中村一会長)が主催し、毎年、春分の日に行い、観光シーズンの安全を祈願している。

 この日は来賓らの玉ぐし奉納に続き、西美濃農業協同組合上多度支店(養老町)に勤務する橋口舞さん(26)と、古市石油(同町)に勤務する無藤恭加さん(21)が、腰にひょうたんをぶら下げたきこり姿で登場。菊水泉から竹筒に水をくみ、同神社と源丞内の墓がある養老寺の「滝守り不動」にささげた。22日には、奈良市の元正天皇陵に献水される。


カテゴリ: くらし・文化