岐阜農林高に特許庁長官賞 特許アイスの販売評価

2019年03月29日 09:03

特許庁長官賞の受賞を安福正寿教育長に報告した岐阜農林高の生徒たち=県庁

特許庁長官賞の受賞を安福正寿教育長に報告した岐阜農林高の生徒たち=県庁

 岐阜県の伝統野菜マクワウリを使ったアイスクリームの製造方法で特許を取得し、優秀な販売実績を残したことが評価され、岐阜農林高(本巣郡北方町)が特許庁長官賞を受賞した。同庁などが開く「パテントコンテスト」の入賞経験があり、その後の事業化が認められた。生徒が県庁を訪れ、安福正寿教育長に喜びの報告をした。

 同校では毎年、動物科学科の2、3年生が中心となってマクワウリを研究。2015年に独特の風味を引き出す「まくわうりアイス」の製造方法を開発、全国の高校生や大学生が発明を競う同コンテストで入賞し、17年に特許を取得した。

 長官賞は過去の入賞事例のうち、優れた販売実績のある事業にのみ贈られ、ここ2年は受賞者が出なかった。まくわうりアイスは地域の直売所や県内の道の駅などで2万5千個以上を売り上げた。

 県庁には、マクワウリの研究に取り組む同校「まくわうりひろめ隊」5代目の3年堀口稀生さん(18)、6代目の2年鈴木美月さん(17)、2年後藤明日香さん(17)が訪問。堀口さんは「先輩の特許を生かした活動で受賞できた。うれしい」と笑顔。鈴木さんや後藤さんは「自信になった」「料理教室でマクワウリ自体の魅力も伝えたい」と話した。

 安福教育長は「ふるさと教育のモデルケース。取り組みを深めてほしい」と激励した。


カテゴリ: 教育

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