旧神岡鉄道車両に触れる 「おくひだ1号」に親子で乗車

2019年04月02日 09:30

おくひだ1号の体験乗車を楽しんだ地元の子どもたち=飛騨市神岡町釜崎、旧神岡大橋駅

おくひだ1号の体験乗車を楽しんだ地元の子どもたち=飛騨市神岡町釜崎、旧神岡大橋駅

 旧神岡鉄道のディーゼル車両「おくひだ1号」の乗車体験会が、岐阜県飛騨市神岡町であり、地元の小学生親子が地域の産業を支えた古い車両に触れた。

 神岡鉱山で働く人たちを運んだ旧神岡鉄道は2006年に廃線となり、翌年から線路を活用したレールマウンテンバイク・ガッタンゴーが始まった。子どもに地元の歴史を知ってもらおうと、レールマウンテンバイク事務局が乗車体験会を毎年開いている。

 神岡小学校(同町船津)の新4年生と保護者52人が参加した。旧神岡鉄道の運転士だった森下伸広さん(64)が、時速15~20キロの低速で往復約1・6キロを運転。子どもたちは車窓の景色を眺め、途中駅で記念撮影をして思い出を残した。

 男児(9)は「ガッタンゴーは好きだが、列車が走っていたとは知らなかった。車内が古いものばかりで面白い」と目を輝かせた。

 おくひだ1号は、11月中旬まで同町東雲の旧奥飛騨温泉口駅に展示される。


カテゴリ: くらし・文化