恵那市で豚コレラ 飼育豚4000頭殺処分へ

2019年04月09日 09:47

豚の殺処分に向け準備をする県職員ら=9日午前7時52分、恵那市内

豚の殺処分に向け準備をする県職員ら=9日午前7時52分、恵那市内

 岐阜県内などで家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の感染が広がっている問題で、県は9日、恵那市内の養豚場で飼育する豚の感染が確認されたと発表した。県内で感染が確認された施設は14カ所目。同市内では2例目。県は飼育する豚約4千頭を全て殺処分する。

 県によると、養豚場から飼育する複数の豚に発熱などの異常があると県に通報があり、県が遺伝子検査を行ったところ、9日に豚コレラウイルスの陽性反応が確認された。

 県は午前中にも飼育する豚の殺処分や埋却、消毒などの防疫措置に着手する。

 県は先月から、感染を媒介するとされる野生イノシシへのワクチン散布を進め、現在は効果を確認するための調査捕獲を実施している。今月下旬にも2回目のワクチン散布を行うほか、養豚場の衛生管理のチェック表を新たに作るなど防疫対策の強化を進めている。

 恵那市内では2月6日に別の養豚場で愛知県豊田市の養豚場から仕入れていた子豚の感染が判明し、飼育する豚4333頭を殺処分した。


カテゴリ: 社会