インフル61人感染 岐阜市民病院の入院患者と職員

2019年04月19日 07:54

 岐阜市民病院は18日、入院患者31人と職員30人がインフルエンザに感染したと発表した。このうち患者3人が死亡したが、症状が改善する中で元々の病状が悪化して亡くなっており、「発症と死亡に直接の因果関係はない」と説明している。

 病院によると、今月5日に50代の男性医師と、患者2人がインフルエンザA型を発症。このうち誤嚥(ごえん)性肺炎で入院中の90代男性が症状回復後、10日に死亡した。また、肝硬変で入院中の80代男性と、誤嚥性肺炎で入院中の別の80代男性が8日に発症し、回復して検査で陰性と確認された後の14日に亡くなったという。死亡した3人は発熱などをきっかけに検査で発症が判明した。

 病院は8日、発症者が出た病棟で面会を制限したほか、発症した患者と同室の患者に抗インフルエンザ薬を投与した。9日から全病棟で面会を制限している。

 8日に患者16人が発症したのをピークに感染は収まりつつあるという。17日までに70~90代の入院患者31人と医師や看護師ら30人の発症を確認した。全員A型を発症していた。

 市役所で記者会見した杉山保幸副院長は「市民に不安を与えないように感染の拡大防止策を徹底する」と話した。


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