「平成の空気」缶詰め 関市平成地区、元号橋で作業

2019年04月23日 08:53

缶の中に空気と5円硬貨を入れる地元住民ら=関市下之保、元号橋

缶の中に空気と5円硬貨を入れる地元住民ら=関市下之保、元号橋

 「平成の空気」を入れたとうたう缶詰、その名も「平成の空気」を作る作業が22日、岐阜県関市下之保の平成(へなり)地区にある元号橋で行われた。缶詰の中にあるのは空気と「令和でも良いご縁を」という意味を込めた5円硬貨のみだが、製造者は「平成の思い出が詰まっていると思える人に買ってほしい」と話している。

 大阪市の商品企画販売「ヘソプロダクション」と関市のNPO法人日本平成村が共同開発。同社がアイデアを考案、空気採取の適地として平成地区の平成川に架かる元号橋を選んだ。商品名の平成は「へいせい」とも「へなり」とも読む。

 新緑の森に囲まれた同橋の上で、下之保が含まれる旧武儀郡武儀町の住民数人で作業。226ミリリットル入りの缶の中に5円硬貨を入れ、専用の機械でふたをし、ラベルを張って完成させた。約100個が作られ、同所の道の駅平成で早速販売を始めた。価格は1080円で、計600個作る予定。

 稲本ミノル社長は「開封しなければ、中の空気は半永久的に持つ。平成を思い出すきっかけに、大事にとっておいてほしい」と価値を強調した。


カテゴリ: 社会 経済

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